研修医の1日

One Day研修医の1日

臨床教育センターでは様々な臨床症例を経験でき、指導医の先生から
日々しっかりとしたフィードバックを受けることができます。

8:00 ~
モーニングレクチャー

モーニングレクチャーやジャーナルクラブで、救急外来や病棟管理に必要な知識を
しっかりとアップデートしてから1日が
始まります。

8:40 ~
病棟カンファレンス

病棟で看護師、リハビリスタッフ、MSWと全入院患者の病状、リハビリ状況や退院調整を話し合います。研修医は担当患者をショートプレゼンします。

午前中
入院管理+外来新患診療

入院患者の病棟管理を行います。
担当患者を6~10名程度受け持ち、診断や治療はもちろん退院調整まで主体的に診療を行います。また、担当曜日を決めて一般外来または救急外来での新患対応をします。
ここでは、医療面接や身体診察、臨床推論の考え方を主に身につけます。

午後
急患対応+手技

午後は入院患者に必要な手技(CVC、腰椎穿刺、心臓超音波など)を行います。また、急患対応を行うことで動きながら考える能力を身につけます。

16:30 ~
症例カンファレンス

その日の新患のフルプレゼンテーションを行います。カルテ記載、問題リストの挙げ方も指導を受けることができます。
また、クリニカル・クエスチョンを設定し、
UpToDateやDynamedをつかって問題解決する能力を養います。

17:00 ~
当直

当直の先生と一緒に入院患者さんや救急の患者さんの対応を行います。
(当直は月に2~4回行います。)

研修医が実際に1ヶ月で担当した症例

アルコール依存・離脱症状膿胸MRSA肺炎慢性好酸球性肺炎胃癌心不全誤嚥性肺炎胆石・胆嚢炎肺炎(肺炎球菌)高K血症胸水(肺炎随伴性)失神心房細動市中肺炎敗血症性ショック化膿性脊椎炎足関節捻挫急性前立腺炎高Na血症尿路感染症胸痛腰痛ウイルス感染急性心筋梗塞腎性尿崩症高度脱水DIHS慢性腎臓病直腸潰瘍伝染性単核球症肺胞出血蜂窩織炎胸水(癌性)低Na血症視床出血髄膜炎肺炎(緑膿菌)偽痛風AKIめまい(BPPV)高K血症(緊急CHDF)

研修医が実際に1ヶ月で経験した手技

ポートヒューバー針穿刺
2例
グラム染色
肺炎球菌、ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌
挿管・人工呼吸器管理
3例
心エコー
毎日
CV挿入
1例(補助2例)
血ガス、血培、動脈採血
いっぱい
胃管挿入
いっぱい
運動器エコー
2例
胸腔穿刺
2例
腰椎穿刺
3例
Dix hallpike法
1例
筋膜リリース
1例
腹部エコー(FAST)
1例
創傷処置(縫合・ステープラ)
1例